『Dance with Devils』は女性向けコンテンツメーカー・Rejetと音楽制作ブランド・Elements Gardenが初タッグを組み、ドラマティックな愛を描いた物語で、2015年10〜12月、“ミュージカルアニメ”と銘打ったTVアニメが放送された。本作はキャラクターたちが作中で想いを伝えるために“歌を歌う”という斬新な演出方法が取り入れられ注目を浴びた。その後ゲーム、2.5次元ミュージカル、コミックなど、様々なメディアミックス展開を行う中で、 全ての作品が異なるエンディングを迎えた本シリーズ。2017年秋には、舞台を銀幕に移し、これまでのどの『Dance with Devils』とも異なる道をたどる新たな物語が描かれる。TVシリーズからのカットに新作カットを加え、台詞はすべて新規に収録。さらには新曲6曲を加え、全12曲もの歌で紡ぐ新たな“ミュージカルアニメ”。劇場にその歌声が響く─。

立華リツカは、四皇學園に通う高校2年生の少女。見知らぬ誰かとの恋にあこがれながらも、日々変わらぬ穏やかな生活を送っていた。それは、イギリスに留学中の兄、立華リンドが帰国する日。彼女は學園の生徒の憧れである、生徒会長・鉤貫レムからの呼び出しを受け、生徒会の面々と不思議な出会いを果たす。それは少し変わった1日。それだけのはずだった。しかし、帰宅した彼女が目にしたのは倒れた母親の姿。そして、フードを被った怪しげな男たち。彼らは、ヒトではなかった─。アクマ、ヴァンパイア、エクソシスト。彼らが求める『禁断のグリモワール』とは何なのか?突如崩れ去った日常の中、窮地を救ってくれる生徒会長に徐々に心惹かれていくリツカ。その一方、秘密を抱える兄に戸惑いは深まっていく。はたして、彼女はどんな道を選ぶのか?ひとりの少女を巡る愛の物語は、今、新たな結末を迎える─。